バーン FST95
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383位 全体1230本
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90位 メーカー212本
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197pt 総合ポイント
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60pt 声pts
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21pt アクセスpts
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116pt 投票pts
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0pt FB pts
2022年10月29日
中古品を安めの価格で購入。
メーカー等不明の水色のガットが、張って有りそのまま使用。
ラリーや試合形式で使用しました。
使用した印象として、まず硬いです。
ガットは張りっぱなしで劣化していると思うのですが、ガット自体が柔らかめのガットでは無いのと、自分のスイングが速く無いのでホールド感が少なくコントロールが難しいです。
ガンガンに高速スイング出来る方は、ホールドしながらコントロール良くボールを潰せると思いますが、現在のセッティングでは、自分には厳しいです……
ガットもスピン系の物では無いのでスピンのアシストが少なく、(ウルトラ)ツアーシリーズ程では無いですがトップヘビー系なので、ヘッドが自然と走りオーバーパワー気味なので、自分はコートに収めるのが難しいです。
スピン系のガットに変えて、テンションを少し抑えれば自分でももう少し真面に使えると思います。
ラケット自体はフレームがしっかりしていて、トップヘビー系でパワーがあるので、ガンガンに振って使える方には、良いラケットだと思います。
2016年11月17日
書き忘れたがコスメティックもこのラケットの魅力の一つ。ステルス機を思わせるエッジの効いたオクタゴンフレームに艶消し黒のベースカラーと控えめなオレンジのアクセント。3時9時に配したカーボンウィーブ仕上げもノスタルジックで心憎い。ゴチャゴチャしたラケットが多い現在の市場において一二を争うセンスの良さである。
2016年11月17日
相変わらず300g前後の中厚ラケットが持て囃される一方、欧米では95インチ前後のコントロールラケットにパワーを加えた「モダン・クラシック」と呼ばれるカテゴリーの人気が出てきている。その筆頭がフォルクルのスーパーG10ミッドとプリンスのテキストリームツアー95(日本名ツアープロ95XR)だが、そこに割って入る存在がこのバーンFST95だ。
ストロークでは中身の詰まったような重くてしっかりした打球感で変にカンカンした硬さはない。嫌な雑振動はカットして必要な打球情報を手に伝える感触。フェイスでのホールド感もありRAの数値よりもしなりを感じるのが不思議だ。フラットドライブでハードヒットするとライン際でガクンと落ちるしスライスも切れ味充分。それでいて軽く合わせた時も楽に飛ぶ。ストリングパターンは比較的オープンでスイートスポットも充分広い。
ボレーは合わせただけで返るしパンチボレーでもブレにくい。空気抵抗が少なくてサーブのヘッドスピードも上げやすく回転もかかる。
フレームの断面形状こそオクタゴン(八角形)と目新しいが、フレームの厚み自体は19-22-19.5とウィルソン伝統のデュアルテーパーなので素直な性格のラケットなのである。
ただし製品のスイングウェイトは適正からやや重めに分布しているので、自分に合った個体を重量も併せて吟味する必要がある。当然重量もスイングウェイトもしっかりあるのできちんとしたフォームが身についていないと扱えないのは言うまでもない。
張り上がりのスイングウェイトを320前後に揃えた個人的な評価テストでは、僅差ではあるがフォルクル スーパーG10ミッド320、ウィルソン バーンFST95、プリンス ツアープロ95XRの順番となった。
アメアスポーツジャパンが妙な売り方をしているのとBURNシリーズの傍系という位置づけのせいで売れにくいだろうが、ラケット自体は素晴らしい出来栄えなので勿体無い話ではある。